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股関節脱臼

CASE 18

股関節脱臼は、交通事故や落下、転倒などにより、骨盤と太ももの骨(大腿骨)を繋ぐ股関節が、背中側やお腹側に外れる状態を指します。元々股関節に異常がある場合(股関節形成不全)やホルモン病などの基礎疾患がある場合、日常生活の中で突然脱臼してしまう事もあります。

特徴・症状

太ももの骨のボール(大腿骨頭)が、骨盤にあるカップ(寛骨臼)から外れる病気です。症状は、痛がった後に後ろ足を挙げることがほとんど。特徴的な立ち方をすることが多く、また脱臼すると太ももの位置がずれるため、視診や触診のみで脱臼がわかることも多いです。

診断

レントゲン検査を使用します。 特徴的な立ち方をするため、視診や触診だけで股関節脱臼を疑うことも可能です。レントゲンでは、脱臼の方向や関節の構造、関節炎の有無も評価します。

治療・リスク

非観血的整復と観血的整復の2種類の治療法があります。手術を行わない非観血的整復では、関節をはめ、包帯を巻き、再び脱臼しな いようにします。手術を行う観血的方法では、インプラントにて関節を安定化させます。一定の割合で再脱臼が生じます。

実際の治療前後の写真

股関節脱臼に対する整復手術前後動画

横浜院以外のグループ動物病院

Group OF ONE for Animals

  • ONEどうぶつ整形外科センター東京

    ONE
    どうぶつ整形外科センター東京

    院内にはCTを完備し、グループの各院と連携をとりながら治療を行います。関東圏の幅広い地域からご来院いただいております。

    東京都港区芝2丁目29-12-1F

    TEL:03-6453-9014 
    院長:中條 哲也

  • ONE千葉どうぶつ整形外科センター

    ONE千葉
    どうぶつ整形外科センター

    CTおよびMRI、リハビリ用プールを完備しています。千葉県をはじめ、福島県、茨城県、埼玉県、東京都からも多くご来院いただいております。

    千葉県習志野市茜浜1-5-11

    TEL:047-408-9014 
    院長:小林 聡

  • ONE自由が丘どうぶつ整形外科・リハビリセンター

    ONE自由が丘
    どうぶつ整形外科・リハビリセンター

    リハビリ専門の獣医師(CCRP保有)がセンター長を務める、プール付きのリハビリ特化型施設です。早期回復のサポートを行います。

    東京都目黒区柿の木坂1-16-8

    TEL:03-6459-5914 
    センター長:岸 陽子

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